拳精

拳精／Spiritual Kung-Fu

■監督：ロー・ウェイ

■日本公開日：1980年6月14日

■主題歌：HERO『チャイナ・ガール』

■日本語吹き替え版：1983年6月6日放送　TBS系『月曜ロードショー』

　　　　　　　　　「ブロードウェイ」社バージョン

■バージョン違い：「七殺拳」の教本を盗もうとする慧明大師に、夜の警備を担当していた一龍（ジャッキー・チェン）が眠らされる展開が存在するが、

１．後頭部に一発くらい、気絶する

２．催眠作用の煙を、煙管で眠らせる

と、インターナショナル版と香港公開版で2種類存在する。当時の香港映画は、アイデアを複数用意しておいて、最終的にどちらかのバージョンを使用する。という、今では考えられない撮影方法をしていた。

また、韓国公開版にはジャッキーに、彼女がいるんです！

一龍が罰として、レンガ運びを受けた後、彼女と追い駆けっこをして、芝生でキスをするシーン。その後、ヒロインの石鳳子の2度目のバトル・シーンで彼女も駆けつけて、キャッツ・ファイトが繰り広げられる展開がある。　この映画本編から彼女の出演シーンを全削除したとしても、映画自体は成り立つため、何故、韓国公開版に彼女設定を入れたかは、ロー・ウェイ監督のみぞ知る❝謎❞となっている。